受験生必見!総合型選抜、何をどう準備する?
受験生必見!総合型選抜、何をどう準備する?
こんにちは!
11月になりまして、総合型選抜の発表が続々とはじまっています。
そこで!今回は受験生も気になるであろう!
総合型選抜に向けて、何をどう準備していけばいいのか!
いくつかお伝えしていこうと思います。
そもそも総合型選抜とは?
総合型選抜は旧AO入試のことです。
AOとはアドミッション・オフィスの略称であり、志願者の人物像を大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試のことです。
入試形態は大学によって様々であり、面接や小論文を課す大学が多くあります。
学力試験を課す大学も増えており、評定をあまり重視しない入試であるとはいえ、日々の学習の積み重ねが大切な入試です。
特に評定はないけれど、学力レベルの少し上の大学を狙っていく生徒に需要がある入試形態であると考えています。
では、どのような準備をしておけばいいのか、いくつかご紹介します。
志望校マスターになる
正直これが一番大事だと思っています。
もちろん、アドミッション・ポリシーは暗記するくらいの気持ちで理解してください!
自分は大学が求める人材にぴったりです!といえるように準備をすることが大切なのです。
少人数制?ワンキャンパス?実習が多い?
そんなのはどの大学にもあることなのです。
そうではなく、その大学にしかないものをあなたがどれだけ分析できて、魅力を感じることができて、伝えられるかがカギなのです。
その上で、自分が大学に入学してどのようなことを頑張っていきたいのか。
未来を見据えた志望動機を語ることができるのか。
わからなければ担任の先生に聞いたりして、とにかく自分自身で志望校について理解しましょう。
誰に何を聞かれても答えられるように準備しておけばまずは大丈夫です。
評定は取っておく
評定が条件にない大学が多いとはいえ、現場の意見としては評定は持っているにこしたことはないということです。
なんなら、条件にはなくても見られている可能性が大いにあると感じています。
事実、評定が低すぎる生徒はやはり合格する確率が低いです。
もちろん、それをひっくり返すだけの材料があれば別ですよ!
高1ではなかなかその重要性に気付くことができず、高2から頑張る生徒が多いです。
しかし、総合型選抜を視野に入れるのであれば、高1から勉強に力を入れることをおすすめします。
部活動で何か自分にしかできないものを身につける
よく、面接練習などをしていると、「部活動を頑張りました。」という生徒がいます。
だめだとは言いませんが、そのような受験生は全国に五万といます。
では何を意識すればいいのでしょうか。受験では「自分」をいかにPRできるかがカギとなります。
何でもいいです。役職に就くでもよし。新しい練習方法について提案するでもよし。
自身の部内での立ち位置を確立し、自信を持って〇〇をやってきたといえるようにしましょう。
頑張っているのは皆一緒。どうやったら自分をPRできますか?
※もちろん大会実績を残すのが一番手っ取り早いです。
課外活動に参加する
ボランティア活動などがメジャーだと思います。しかし、たった1度のボランティアをしてもあまりPR材料にはなりません。
まぁそもそもボランティアとは入試のためにやるものではないと思いますが…
ただ、やるのであれば、やはり年間通して継続することが大切だと思います。
それこそ1回や2回のボランティアなど皆やっていることなのです。
そして、その活動から何を学んだのかが大切なのに、大体の生徒が「ボランティアに参加しました」としかいえません。
せっかく参加するのであれば何でもいいので何か吸収してください。
他にもスピーチコンテストなど、探せばいくらでもあります。
主体性が求められていく今、自ら学校外の活動に目を向ける力はきっと将来役に立つだろうと思います。
探究活動に力を入れる
コロナ禍であるからこそ課外活動がなかなかできない今、重要視されるのが探究活動です。
実はこの探究活動こそ、入試でPRできる大きな材料であると私は考えています。
だからこそ、学校での探究の時間を適当に過ごすことなく、大切に過ごしてほしいです。
探究活動も、ただの調べ学習になるのではなく、実地調査やアンケートなどを通して自身の成果を何度も様々な角度から捉えなおしてみてください。
そして、自分なりのオリジナリティのある解決方法などを示せるように努力してほしいです。
まとめ
他にももちろん必要な準備はたくさんあると思いますが、とりあえず上記に挙げたことをまずは頑張ってみたらどうでしょうか。
面接の練習や小論文の練習は当たり前です。
月並みかもしれませんが、総合型選抜の勝機はあなたがどのくらい志望大学にいきたいかという熱い気持ちにかかっているといえるでしょう。
一つ、アドバイスとしては、推薦入試に関しては正直塾に頼らないほうがいいです。
もちろん、塾もプロなので、だめではないのですが、やはり塾の先生は学校での生徒の姿を知りません。
だからこそ、一番生徒を見てくれている担任の先生と一緒に準備するのが一番いいのです。
もし、塾に通うのであれば志望理由書などを塾に一任するのではなく、必ず担任の先生とコミュニケーションを取りながら進めていくことをおすすめします。
それでは受験生の皆さん、頑張ってください!
↓前回記事です。良ければ是非目を通してください!